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三大学技術士会合同企画/講演会が開催されました。(2016年2月20日)

 京都大学技術士会、大阪大学技術士会(大阪銀杏技術士会)および東北大学技術士会(技術士青葉会)の合同企画として初めての講演会を開催しました。この行事は、大学技術士会間の交流と各会員の継続研鑽を目的として企画されたもので、三大学の技術士会員を中心に44名の参加がありました。

 京都大学技術士会の中谷武彦 幹事(工学研究科・1993年修了)が司会進行し、冒頭には大阪大学技術士会の藤田会長が開会の挨拶を述べられました。その後2名の講演者が、それぞれ下記の内容について2時間の講演を行いました。


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【講演1】
・演題:個別化予防・医療を目指した「遺伝子解析技術の開発」と「ビッグデータの社会実装」への展望
・講師:布施昇男 教授
・所属:東北大学 東北メディカル・メガバンク機構/地域支援仙台センター長
・概要:「ゲノム解析の入門」的なご説明から始まり、東日本大震災からの復興の核(エンジン)とすべく立ち上げられた東北メディカル・メガバンクでの取組みが紹介された。その目指すところは、①被災地住民の長期健康支援、②医療情報のIT化、③次世代型地域医療体制の確立、④医療関係を目指す若手を惹きつける魅力 あるプロジェクト作り、などである。
【講演2】
・演題:インダストリー 4.0の中核をなす3Dプリンターの最前線
・講師:山口修一 代表取締役、工学博士
・所属:株式会社マイクロジェット/株式会社3Dプリンター総研
・概要:3Dプリンター(以下3DP)などによるものづくり改革の流れの向かうゴールはデジタルファブリケーションである。その中核をなす3DPでは既に世代交代 時期が始まっており、近年一般消費者に広がった低価格機種から、より実用的な機種(およびメーカー)へと発展しつつある。この新しい流れにより「複雑形状 の商品製作は高い」といった従来常識は覆り、複雑さが故に商品化を諦めていたものにチャンスが到来する。また『効率化のための規格化・標準化』の考えか ら、『多品種少量生産』や『個別大量生産』への転換が生じる。


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 講演会は盛会のうちに終了し、引き続いて懇親会が行われました。東北大学技術士会の沖津幹事の司会進行のもと、京都大学技術士会の武藤代表幹事の乾杯挨拶で開会し、2名の講演者と34名の参加者が歓談・交流を楽しみました。


 

講演1:布施教授
講演2:山口代表

集合写真