京都大学同窓会トップへ
京都大学トップへ

文字サイズ

  • 標準
  • 特大

京都大学経済学部同窓会近畿支部主催 第4回公開講演会が開催されました(2019年4月19日)

 京都大学経済学部同窓会近畿支部主催の第4回公開講演会が大阪ガス御堂筋東ビルにおいて、平成31年4月19日(金)に約80名の参加を得て盛大に開催されました。

 経済学部同窓会近畿支部は、近畿地区に在住または勤務する経済学部卒業生の親睦及び情報交換を行うために、従来地域毎に個別に活動をしていた大阪支部、神戸支部及び京滋奈支部が平成23年4月に近畿支部として広域的に統合され強力な体制でスタートしました。

 本講演会は、支部活動の一環として平成28年度から同窓生の交流を深めるとともに最新の経済学・経営学の知識など教養を高めるために、広く市民の皆さんにも参加を呼びかけて開催しているものです。今回の講師は、本山美彦 経済学部名誉教授(経済学研究科・1967年修了)で、「近代の知性がAIに託した夢―不毛な論議に陥らないために」と題した講演がありました。

 AIが人間や社会に及ぼす影響やAIの技術進歩の話ではなく、「AI(Artificial Intelligence)について、“Art”には、初期には考えてもみなかった美を生み出すという驚きが込められているが、人間の知性が思いがけないものから進化する、それが人間の創造性を生み出すに由来する。」というハーバート・サイモンの述懐並びに英国のアラン・チューリングやチャールズ・ベバレッジなど近代の偉大な知性達のAIへの夢、AIが人間の知性を豊かなものにするものでなければならないことなどを中心に論じていただきました。併せて、長いタイムスパンを持っていることこそが、学問の最大の魅力であり、京都大学の魅力であることなどについてもお話しがありました。講演終了後の質疑応答でも多くの出席者が質問を行い、時間を超過して熱い議論が展開されました。

講演をする本山名誉教授