京都大学千鳥会
明治34年に、東京出身の尺八家で、京大法科学生の横山正雄氏が、自己の雅号をとって、千鳥社を創設したのが、千鳥会の始まりです。当時の千鳥会は、主に明暗流を行い、関東に伝わる竹道の古典的伝統を伝へ、関西尺八界の指導的役割を果たしていました。以後、工科の浜部治郎博士や初代山岸芦水師ら、秀れた師を得て地味な研究活動が続けられていましたが、残念なことに、この活動は一時跡絶えてしまいました。しかし、昭和35年、京大文学部学生の故山岸政行氏(二代目芦水師)を得て、活動が再開され現在に至っています。 琴古流は、元禄年間(17世紀末期)尺八の名人、黒沢琴古を始祖とし、多くの古典を伝へ、歴史とともに流れています。千鳥会は、この竹道の精神を受け継ぎ、現代に活かしてゆくことを目的にした「尺八倶楽部」です。残念ながら平成13年(2001年)入学の方たち以降、現役生の活動は一旦途切れていますが、OB会では定期的に京都、東京等で会合を開催しています。
【同窓会の設立年】
2012年
【会長】
黒田 達朗(工学部・1978年卒)
【同窓会の会員数】
約30名
【事務局】
事務局長:深田 弘明
【主なイベント】
総会・懇親会 年1回
E-mail: tatsukuroda*yahoo.co.jp(*を@に変えてください)
同窓会からの
お知らせ
- 2012年10月17日 京都大学千鳥会が京都大学同窓会へ加入しました。(2012年10月17日)