三大学技術士会合同 第2回講演会が開催されました。(2017年2月18日)
2017/02/18
東京都品川区のスクエア荏原で、京都大学技術士会、大阪大学技術士会(大阪銀杏技術士会)、東北大学技術士会(技術士青葉会)が主催する三大学技術士会合同第2回講演会が、昨年に引き続き開催され、40名の方に参加頂きました。
大阪銀杏技術士会中井幹事長が司会進行し、冒頭技術士青葉会荒野会長より開会挨拶後、2題の講演が行われました。
はじめの講演は、(株)総合車両製作所 生産本部技術部 部長(商品開発)松岡 茂樹 氏より、『「温故創新」方法論の失敗学的考察 – 鉄道車両のUD手すり・機械遺産・脱線検知を例として -』と題して、鉄道車両に係る知識の創造・保存・活用に関して講演頂きました。講演では、鉄道車両の手摺のユニバーサルデザイン方法,産業遺産としての古い車両の保存の役割,脱線検知装置の開発方法等のお話を伺いました。
次に、 東京海洋大学海洋科学部教授 鈴木 徹氏より、『食品冷凍学について』と題して、食品冷凍技術全般に関しての講演を頂きました。講演では、冷凍技術の基本知識,冷凍や解凍の新技術の開発方法に加え、冷凍すしの開発や家庭での解凍方法についても講演頂きました。
両講演とも質疑応答では、多くの質問が出され盛会のうちに講演会は終了しました。
講演会に引き続き行われた懇親会では、京都大学技術士会湯浅幹事の司会進行のもと、大阪銀杏技術士会の藤田会長の乾杯の音頭で始まりました。その後三大学の会員の活発な交流が行われ、京都大学技術士会佐竹副代表幹事により中締めされました。