第20回京都大学ホームカミングデイを開催しました(2025年11月1日開催)
2025/12/16
第20回ホームカミングデイ2025を2025年11月1日に開催し、秋晴れが広がる中、同窓生(卒業生、修了生、元教職員)、教職員、学生、一般の方など延べ5,874名が参加しました。本イベントは、今回で20回目の節目となります。
百周年時計台記念館百周年記念ホールでは、午前に柏原正樹 数理解析研究所特任教授・高等研究院特定教授がアーベル賞を受賞したことを記念する対談を、午後に音楽会を行いました。湊長博 総長による開会挨拶の後、記念対談の共催者である石毛和弘 日本数学会理事長による挨拶に続き、今年、日本人で初めてアーベル賞を受賞した柏原特任教授とサイエンスライターの吉成真由美 氏による対談を行いました。「数学とは何か」、「数学の美しさ」、「数学とAI」を軸にトークを展開し、柏原特任教授の半世紀にわたる研究人生が多角的に語られました。午後からの音楽会では、京都大学交響楽団、グリークラブ、京大合唱団同窓会が出演し、クラシックからポピュラーまで幅広い演奏や歌声を披露し、盛況となりました。
同館2階の国際交流ホールでは、三井住友銀行より講師を招いての「人生100年時代」の資産活用セミナーや、本学の研究者と参加者が直接対話できる「京都大学アカデミックデイ×ホームカミングデイ2025」、1階京大サロンでは、京都大学機械研究会のロボット実演、京都大学書道部OB展の作品、KUON短歌コンテストの作品を展示した「展示サロン」を開催しました。
国際科学イノベーション棟では、その他、20周年記念企画として、「あの奇才もあの天才も ~20年ぶりの再集合~」と題し、2000年代以降の卒業・修了生と現役京大生を対象にした座談会・交流会を開催しました。座談会では、文筆家のpha 氏(総合人間学部・2003年卒)、起業家の櫻本真理 氏(教育学部・2005年卒)、柴田悠 人間・環境学研究科教授(人間・環境学研究科・2011年修了)の3者がざっくばらんに語り合いました。交流会では、登壇者と参加者が年代や領域を超えて親交を深めました。他にも、関連イベントとして現役留学生と卒業留学生が繋がる交流イベント「Meet the Senpai」を初開催し、17ヵ国からの参加者がありました。
屋外のクスノキ周辺で開催した「くすのき逸品マルシェ」では、附属農場・牧場や卒業生ゆかりの企業等16ブースが出店し、それぞれ自慢の品々を販売しました。各ブースが賑わい、ほぼすべての商品が早々に完売しました。また例年好評となっている総合博物館、附属図書館、尊攘堂、清風荘の特別公開も行ったほか、クイズに答えながら各施設を回るスタンプラリーも開催し、本学卒業・在学生以外にも、近隣住民や子どもたちなどが本学の歴史や研究に触れながら楽しそうに学内を巡っている様子が見られました。
次回のホームカミングデイは、2026年11月7日に開催する予定です。
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| 湊総長の挨拶 | 石毛理事長の挨拶 |
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| 柏原特任教授と吉成氏の対談 | 交響楽団の演奏 |
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| 京大合唱団同窓会の合唱 | グリークラブの合唱 |
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| Meet the Senpaiの様子 | 20周年記念企画の様子 |
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| スタンプラリーの様子 | マルシェの様子 |
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| キャンパスの様子 | 展示サロンの様子 |











